ちゃんとした告白が出来ないままの失恋

By | 2014年11月6日

私が高校生の時の話です。

私は現在40歳ですが、高校時代は携帯電話もなく、まだラブレターなどが多く書かれていた時代でした。もちろん異性に渡す手紙だけでなく、授業中に友達に手紙を渡し合ったりという、今から思うとずいぶん不便な時代でした。

好きな男の子と連絡をとる手段は、学校に行って話すか、思い切って家の電話にかけるか、そんな時代でした。でも、家の電話ですので、彼のお母さんが出て「息子はいません!」なんてこともしょっちゅうでした(笑)

当時の私の好きだった人は、ひとつ上の先輩でしたが、私の友達や先輩の友達とみんなで仲良くしていたので、普段から好きな先輩と接する機会は多かったです。学校帰りに一緒に帰ったり、ボーリングに行ったり、カラオケに行ったり、休みの日にはみんなで出かけたり、そんな関係でした。

周囲も先輩も、私が先輩を好きと知っていたので、乗り物に乗る時や、ご飯を食べに行って座る席なんかも、いつも先輩と私はセットでした。

そんな楽しい日々がずっと続けばいいなと思っていたのですが、先輩が高校3年の時、東京の大学に進学することが分かりました。もうすぐ受験シーズンのクリスマス、いつものようにみんなとご飯を食べに行った帰りに、先輩が私を家まで送ってくれる事になりました。先輩は私に「おまえも○○大学に来ればいいのに」と言ってくれました。でも、私は冗談まじりに「先輩みたいに頭がよくないから無理だよ」なんて言っていました。なんとなく、お互いに告白もしないまま、失恋した形になりました。私としては、受験に集中して欲しかった気持ちも大きいのですが・・・。

その後、先輩は見事合格して、東京に行くことになりました。その後、先輩は東京で勉強にバイトに忙しくて、連絡を取る暇もなく、私の失恋は決定的になってしまいました。今みたいに、携帯があれば、失恋しなかったかもしれませんが、淡い思い出となって懐かしい思い出です。