人生観を変えた2度目のウエディングベル

By | 2015年6月3日

今から5年前、彼と出会った。
その頃彼には妻子がいた。私は離婚を経験し、二人の娘を育てながら働いていた。

彼とは同じ会社で出会った。

ただ、彼とは支店が違い、他県で遠距離だった。それでも、初めて会った時から互いになぜか惹かれ合い、気になる存在になっていた。ただ、私には彼の左の薬指にはめてある指輪がどうしてもひっかかり、それ以上前に進む事を許さなかった。

だけど、何度か話すうち…想いは強くなり、彼に自分の気持ちを伝えたいと思った。

まるで高校生の頃の恋愛に似た感じがした。

彼と付き合いたいとか、家庭を壊したいとか、自分のものにしたいとか、そんな事は考えてなかった。ただ、自分の抑えられない気持ちをどうしてもわかって欲しくて、自己満足の為に告白したのかもしれない。

彼はかなり驚いた感じだったけど、少し間を置いて…家庭があるけど、つきあってほしいと言ってきた。
それがどういう意味なのかはいい大人なら理解は出来るはず。

それでも当時の二人にとっては、特別な時間を持つ事で、日頃嫌な事があっても、ストレスを感じても、耐えられりだけの効力があった。

でも、付き合い初めて2年が経過した頃、彼は本気で離婚を考え始めていた。また、私も彼を独り占めしたいと思うようになっていた。いけない関係だとは十分わかっていることなのに、互いに想いが強くなればなるほど、もう歯止めがきかなくなっていた。

そんな時だった。運がいいのか、悪いのか…奥さんに二人の関係がばれてしまった。
そこからは、地獄のような泥沼状態の始まりだった。

だけど、どんな状況になっても、二人の気持ちは揺るがなかった。それどころか強くなるばかりで、互いの存在がどれだけ大切なのか思い知る事が多かった。
世間から見たら非常識極まりない事。

たくさんの人を悲しませ、苦しませ、悩ませた。だけど、人の想いだけはどんなにお金を積んでも、頼んでも、どうにかなるものではなかった。
私自身、結婚して、離婚した理由が主人の浮気だった。でも、今思えば浮気じゃなく、本気だったから離婚になったのだ。

主人の心が私にあれば、他の女性に心が移る事はまずない。

つなぎとめておく事が出来なかったのは、自分にも責任がある。今回の経験でそれがわかった。不倫を肯定してるわけじゃない。

ただ、夫婦になったからと言って安心するのではなく、常に相手を思いやり、慈しみ合い、助け合わないと、いつの間にか一緒にいる事が当たり前になって後悔する事態を招く恐れがあるということ。

結婚はゴールじゃない。本当にスタートだと思った。私は今、ようやく二度目のスタートを切ろうとしている。
今度こそ、同じ事を繰り返さない為にも、残りの人生を悔いのない様に生きていきたい。

恋愛には様々な形がある。
どんな恋愛も間違いじゃない…